人にやさしい市バス

市バスの取り組み

神戸市交通局では、ご高齢の方やお身体の不自由な方をはじめ、気軽に安心して市バス・地下鉄をご利用いただけるよう、バリアフリー化を進めています。

全てのお客様にとって乗り降りがしやすく、またスロープ板を装着することにより車いすの方もそのまま乗り降りできるバスとして、1998年(平成10年度)にノンステップバスを2両試験導入しました。そして、2001年(平成13年度)から更新する全車両には、交通バリアフリー法(2000年(平成12年)11月施行)に対応したノンステップバスまたは、ワンステップバスを導入し、2013年(平成25年)3月の車両更新時に全車両が交通バリアフリー法に適合した車両に切り替わりました。

今後も、お客様から頂戴するご意見を参考にしながら、改良できる項目は改良し、より乗り降りしやすく、安全・快適に市バスを利用いただけるよう努めてまいります。

ノンステップバス

ノンステップバスとは、お客様が乗り降りしやすいように床面を低くして、乗降口の段差をなくしたバスです。中扉部には全車スロープ板を装備し、車いす利用の方もそのまま乗降できるようになっています。
2024年7月24日現在、計459両(大型437両、中型12両、小型10両)が在籍しています。

ラッシュ型ノンステップバス

車両後部の座席を1人掛けとして、立席スペースを増やしたノンステップバスです。2010年(平成22年度)に初めて4両を導入。現在は、魚崎営業所3両、石屋川営業所2両、中央営業所9両(うち北町3両)、中央南営業所7両、松原営業所6両、落合営業所1両、清水が丘営業所2両の合計30両が在籍しております。

ワンステップバス

ワンステップバスとは、ノンステップバスでは走行できない路線(急勾配など)で運行するために、乗降口から車内床面までのステップを1段としたバスです。中扉部には全車スロープ板を装備しており、車椅子利用の方もそのまま乗降できるようになっています。
現在、計26両(大型)が在籍しています。

人にやさしいバス導入実績

神戸市交通局の人にやさしいバスの導入状況は下表のとおりです。

年度導入内容など
1973年(昭和48年度)低床バス導入開始
1991年(平成3年度)リフト付バス2両
1992年(平成4年度)リフト付バス1両
1992年(平成4年度)都市低床バス導入開始、新ステップバス導入
1994年(平成6年度)ワンステップバス2両
1998年(平成10年度)ノンステップバス2両
2000年(平成12年)11月15日交通バリアフリー法施行
2001年(平成13年度)以降更新車両は全てノンステップバスまたはワンステップバスを導入
2004年(平成16年度)国土交通省認定標準仕様ノンステップバスを導入
2006年(平成18年度)お年寄りや色覚障害者に配慮した車内配色を採用
2010年(平成22年度)ラッシュ型ノンステップバス4両導入
2011年(平成23年度)ラッシュ型ノンステップバス9両導入
2012年(平成24年度)ラッシュ型ノンステップバス17両導入
2015年(平成27年度)ノンステップバス4両導入
2018年(平成30年度)ノンステップバス1両導入
2019年(令和元年度)ノンステップバス11両導入
2020年(令和2年度)ノンステップバス13両導入
2022年(令和4年度)ノンステップバス21両導入
2023年(令和5年度)ノンステップバス24両導入
2024年(令和6年度)ノンステップバス22両導入

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