北神線の市営化

新神戸駅から谷上駅(7.5㎞)を結ぶ北神急行電鉄の北神線について、2020年6月1日に阪急電鉄グループより資産などを譲り受け、市営化して「市営地下鉄北神線」としての運行を開始しました。
既存インフラである北神線を有効活用して市営化することで、大幅な運賃低減によって交通利便性を高めます。また、北神・北摂地域のさらなる魅力向上を図り、人口減少の歯止めと持続可能な鉄道ネットワークの構築をめざします。

新料金

市営化後の料金は、⾕上駅から三宮駅で550円から約半額の280円となるなど、値下げを行いました。

バス路線の新設

市営化に合わせて、谷上駅と神戸北町地区を結ぶ新たな市バス路線として、62系統の新設と、111系統の一部の便を谷上駅へ延伸しました。

経緯

2018年12月27日
北神線の運賃低減に向けた検討として、市営地下鉄との一体的運行(阪急電鉄グループからの資産譲受)の可能性について協議を開始

2019年3月29日
北神線にかかる資産などの譲渡を受けることについて、阪急電鉄グループと基本合意

2019年10月10日
一体的運行の実施日を2020年10月1日から4か月前倒しし、6月1日とすることを決定

2019年12月19日
国土交通省へ鉄道事業の譲渡及び譲受の認可申請

2020年3月4日
北神線の事業の譲受譲渡にかかる認可

2020年3月26日
神戸市高速鉄道乗車料条例の一部を改正する条例の可決

2020年4月27日
国土交通省、近畿運輸局へ鉄道事業の旅客運賃変更届を提出

2020年6月1日
市営地下鉄北神線 運行開始

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