【交通局で働く人たち】市バス運輸サービス課編

2026/3/26

毎日まいにちまちのあちこちを走る神戸市バス。時間通じかんどおりにやって来て、お客さんを安全あんぜん目的地もくてきちまではこぶ。そんな“たり前”をささえている人たちがいるのを知っているかな? 

今回は「市バス運輸うんゆサービス」ではたらく人に、事故じこふせぐための工夫くふうや、もしものときの対応たいおうなど、バスの安心あんしん安全あんぜんまも仕事しごとについて教えてもらったよ! 

Q 市バス運輸うんゆサービスって?

だれもが安心あんしんして使つかえるバスにするために、バスの運行うんこう安全あんぜんについてかんがえているのが「市バス運輸うんゆサービス」というチームです。 

たとえばバスがどの道をどんな時間に走るのか見直みなおしたり、事故じこが起こったときにすぐに対応たいおうしたりするのがわたしたちの仕事しごと車内事故しゃないじこふせぐために、市民しみんみなさまに向けたイベントをひらくこともあります。バスの乗り方などを楽しく知ってもらえるように、子どもたちに向けた安全教室あんぜんきょうしつおこなっていますよ。 

Q 車内事故しゃないじこってなに? 

車内事故しゃないじことは、お客さんがバスの中でころんでケガをしてしまう事故じこのことです。バスが動く時や止まる時に起きやすいので、運転士うんてんし丁寧ていねい運転うんてんを心がけています。また、「バスが発車はっしゃします」と呼びかけをしたり、バスが走っている時はせき移動いどうしないようにお願いするなどの安全あんぜんまも工夫くふうをしています。 

また、きゅうブレーキも車内事故しゃないじこ原因げんいんのひとつです。まわりを走る車の無理むりみがあったときは、やむを得ずきゅうブレーキをかけることがありますが、バスはたくさんの人を乗せているため本当ほんとう危険きけんです。 

そこで、2025年7月には兵庫県警ひょうごけんけいの白バイとパトカーと一緒に、バスがならんでまちを走りながら車内しゃない事故じこ防止ぼうしを呼びかけるキャンペーンをおこないました。 
神戸市バス以外いがい兵庫県内ひょうごけんない5しゃのバスも参加さんかした、全国ぜんこくでもはじめてのみだったんですよ。 

車内事故しゃないじこは、基本的きほんてきなルールをまもることでふせぐことができます。だからこそ、運転士うんてんしへの教育きょういく大切たいせつです。 

Q 運転士うんてんしには、どんなことを教えているの? 

─たくさんあるバスのミラーに注意ちゅういを向けられているか、走行中そうこうちゅうれが大きすぎないかといった車内しゃないでの技術ぎじゅつ指導しどうはもちろん、学校みたいに先生から教わる時間(講習こうしゅう)もあります。 

そのとき、「交通心理士こうつうしんりし」という資格しかくを持つ先生から教えてもらうことも。自分だけではわからないような、運転中うんてんちゅうにひそむさまざまな危険きけんに気づけるようにするのが目的もくてきです。私もこの資格しかくを持っていて、運転士うんてんしをしていた経験けいけんかしながら運転士うんてんしにアドバイスをしていますよ。

Q 事故以外じこいがいに気をつけていることはある? 

毎年災害訓練まいとしさいがいくんれんをしています。2026年1月には、初めて市民しみんの方にも参加さんかしてもらいました。バスに乗っているときに地震じしんが起こったことを想定そうていした訓練くんれんです。 

もし地震じしんが起こったら、運転士うんてんしはいま起こっていることやこれからの行動こうどう冷静れいせいにお客さんに伝えて、安全あんぜん場所ばしょ誘導ゆうどうするように訓練くんれんされています。お客さんがケガをしたときのために、応急処置おうきゅうしょちかんする資格しかくを持つ運転士うんてんしもいるんですよ。 

2026年のこの訓練くんれんでは、1995年の阪神はんしん淡路大震災あわじだいしんさい経験けいけんした運転士うんてんし当時とうじ状況じょうきょう市民しみんの方にもお話ししました。みなさんの防災意識ぼうさいいしきを高めるきっかけになればと思います。 

Q この仕事しごとについたきっかけを教えて! 

─子どものころ通学つうがくやスタジアムへかようのに地下鉄ちかてつやバスを使っていたので、乗り物はとても身近なものでした。当たり前のように走る公共こうきょうの乗り物ですが、運転士うんてんしだけでなくたくさんの人にささえられていることを知り、この仕事しごと興味きょうみを持ちました。 

初めてバスの運転士うんてんしになったのは別の会社かいしゃです。そこでの経験けいけんかしたいと思って、神戸市交通きょくに入りました。ふたた運転士うんてんしとしてはたらいた後、「この組織そしきをより良いものにしたい!」と思い、サポートするがわにまわりました。 

Q どんなところにやりがいを感じていますか? 

─やっぱり一番は、事故じこかずることです。あとは、ダイヤを変更へんこうしたことでお客さんから「便利べんりになった」と声をいただくこともうれしいです。イベントなどをとおして、たくさんの人とつながれるのもいいところです。 

Q さい後に子どもたちへメッセージ

─電車とは違い、バスは細い道をとおってまちのさまざまな場所ばしょを走ります。バスがないと移動いどうこま地域ちいきの人にとっては、まさに“足”のような存在そんざい。バスの仕事しごとは、たくさんの人のらしをささえることができる仕事しごと。そして、まちのあちこちに移動いどうしてもらうことで神戸をり上げることもできるんですよ。 

だれかのやくに立ちたい」「まちささえる仕事しごとがしたい」と思ったら、ぜひ交通きょく仕事しごとのことを思い出してくれるとうれしいです。 

令和8年4月1日より「市バス運輸サービス課」は「市バス経営課」になります。

沿線NAVI編集部

神戸市交通局から委託を受けた民間企業が運営しています。神戸市交通局沿線の魅力や、市バス・地下鉄を身近に感じていただける情報をお届けしています。

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