2000形車両(19号車~22号車)

車両の概要 ※2022年に運用を終了しました。

北神急行電鉄との相互直通運転に合わせて投入された輸送力増強の雄。角目、曲面ガラスが目を引く1000形の弟。

1988年(昭和63年)の新神戸〜谷上間の相互直通運転開始に合わせて投入された、1000形の兄弟車です。
足回りなど走行に関する基本的な部分は1000形を踏襲していますが、外観デザインなどは大きく変わっています。最も特徴的なのが前面です。1000形の丸目ライトに替わり、角目を採用しました。
また、貫通開戸を中心から少しオフセットさせると共に、曲面ガラスを使用し、運転台の視界を広く取っています。尾灯など表示灯類のLED化を進め、保安度の向上にも考慮しました。
1000形と同じく、2000形も2012年度(平成24年度)~2014年度(平成26年度)で制御装置のVVVFインバータ化、客室内の改修、低圧電源装置のSIV化などを実施しました。

諸元

項目諸元備考
車体(構体)耐食アルミニウム合金製
軌間1,435mm
電気方式DC1,500V 架空線式
編成西神中央寄新神戸寄
形式2100
(Mc2)
2200
(M1)
2300
(T)
2400
(T’)
2500
(M1’)
2600
(Mc2’)
定員130人
(48人)
144人
(56人)
144人
(54人)
144人
(54人)
144人
(56人)
130人
(48人)
()内は着座定員
T、T’車は車いすスペースを設置
主要運転性能最大加速度:3.3km/h/s
減速度:非常 4.5km/h/s,常用最大 3.5km/h/s
最大寸法長さ:19,000mm,幅:2,780mm,高さ:4,055mm
運用期間1988年2月18日~2022年3月20日

乗務員室

1000形に比べ、運転席前面窓が横に広くなった分、計器盤も広くなり、機器監視表示盤も計器盤に埋め込まれました。運転席からの視界が大きく改善されました。

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