3000形車両(23号車~28号車)

車両の概要 ※2021年に運用を終了しました。

VVVFインバータ駆動の高性能車。

さらなる輸送力増強のため、1993年から1994年にかけてフルモデルチェンジの新型車として投入しました。
最も大きな特徴は「足回り」。1000形、2000形の直流電動機、チョッパ制御に替わって、交流誘導電動機、VVVFインバータ制御を採用しました。ブレーキ装置も「遅れ込め制御」を採用し、さらなる省エネ化と省力化を実現しました。
また、車内で使う電気を発生させる「低圧電源装置」も、1000形、2000形のMGに替わり、SIVを使用し省エネと省力化を徹底していました。
導入車両数は6両×6編成の36両。外観も、形、配色共、大きく変わりました。1000形、2000形は2色塗りですが、3000形は3色塗りです。緑と白(ペールアクア)と…さて、もう1色は何でしょう?

諸元

項目諸元備考
車体(構体)耐食アルミニウム合金製
軌間1,435mm
電気方式DC1,500V 架空線式
編成西神中央寄新神戸寄
形式3100
(Mc2)
3200
(M1)
3300
(T)
3400
(T’)
3500
(M1’)
3600
(Mc2’)
定員129人
(48人)
144人
(56人)
144人
(54人)
144人
(54人)
144人
(56人)
129人
(48人)
()内は着座定員
T、T’車は車いすスペースを設置
主要運転性能最大加速度:3.3km/h/s
減速度:非常 4.5km/h/s,常用最大 3.5km/h/s
最大寸法長さ:19,000mm,幅:2,780mm,高さ:4,090mm
運用期間1993年1月14日~2021年7月24日
スクロールできます

乗務員室

基本的に2000形運転台を踏襲しています。